学生と社会人では考え方も違ってくる

学生に社会に出て仕事をするイメージを話してもらうと、やりがいと待遇面はイコールだと考える人が少なくありません。しかし、現実はそうとはいかず、学生と社会人の考え方の差が生まれます。

大きな会社になれば、各部署で役割り分担されるため専門性は問われますが、通常の業務はそれほど幅広くないです。たとえば、事務職の場合は書類を作成したり、データを入力したり、会議室を準備したりなどある程度のパターンができています。時には異動になり、新しい仕事を任されることもあるかもしれません。しかし、それでもその部署ならではの業務パターンはあるでしょう。

一方、小さな会社は仕事の幅が広く、業務量も増える可能性があります。また、待遇面が大きな会社とは異なる場合もあるでしょう。全てが同じとは限りませんが、やりがいと待遇面は必ず比例しているとは言い切れないのです。このような実情は社会人なら多くの人は理解できますが、人生経験の浅い学生は理解できていない場合もあります。入社早々に現実と自分の中のイメージにギャップを感じ、やる気をなくす人もいるのです。

学生の多くは学習能力に差があっても、待遇面に差が出ることは滅多にありません。そのため、社会に出てから違和感を感じますが、アルバイトなどで少しでも社会経験を積んでおけば、その違和感は大きくならないでしょう。学生と社会人の感覚のギャップを埋めるためには、アルバイトは重要な経験になるのです。